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September 2006

September 24, 2006

ショスタコヴィッチ 交響曲11番「1905年」

Shosta11セミヨン・ビシュコフとベルリンフィルの演奏で1987年3月の録音。ビシュコフは同じくBPOとのコンビによるショスタコヴィッチの5番がデビュー盤だったと思うが、意外におとなしくて少々がっかりした記憶がある。この11番はソヴィエト第一次革命の「1905年」を副題にしており、その1月9日の大虐殺を描いているわけだがBPOの威力もあって大変な迫力。1楽章からティンパニの独奏(?)が続き、2楽章は金管が吠え、4楽章のクライマックスではチューブラー・ベル(だと思うが)の衝撃音で終わるという少々疲れる音楽ではあります。ショスタコヴィッチは標題の付かない交響曲の方が好きですね。でもビシュコフはパリ管に行ったとこまでは知っているけれどレコーディングのニュースは聞かないですね。

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September 18, 2006

Mahler5_sinopoliシノーポリ、フィルハーモニア管弦楽団の演奏。1985年のデジタル録音で当時3500円したものだがCDの数自体が少なかった当時なので選択の余地は無かったように思う。シノーポリのアプローチはマーラーをストロボで撮影したといった感じでおよそ暗さが感じられないもの。ただ、ひたすら明確ではあるがブーレーズのように無機質一辺倒ではなく、ちゃんと赤い血が通っており、聴いていてわくわくさせてくれる。ドロドロの演奏はイヤだけれどインバルでは物足らないといった人に向くのではないだろうか。フィルハーモニアも大健闘で金管楽器を始めすばらしい迫力で聴かせる。ロンドンのオール・セイント・チャーチでの録音風景を見ると広くない教会のスペースにマイクが何本も立っていて余計に狭く見える。ホールを選ぶにしてもデンオンのようにワンポイントマイクで録音するという技術は本当にすばらしいと思う。

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September 17, 2006

シューベルト ピアノ五重奏曲「ます」

Schubert_p5ブレンデルのピアノ、ツェーとマイヤーのヴァイオリン、ツィンマーマンのビオラそしてベルリンフィルのメンバーによる豪華な「ます」です。1994年のデジタル録音。1974年にクリーヴランドSQと録音したものはレコード・アカデミー大賞を貰っているそうだけれど確かにブレンデルのシューベルトなら文句は無いでしょうね。ただ今回のものはシューベルトにしてはちょっと重量級だと思います。私はLPのときから聴いているパネンカとスメタナSQとの組み合わせによる軽く明るい演奏のほうが好みです。あとこの曲の5楽章の最後の繰り返しはちょっとくどいと思うなぁ。さて、図書館から借りたCDのジャケットはあまり出さないようししていますがこれは大勢の色彩豊富な「ます」のデザインがなかなかステキなのでスキャンしてみました。CD番号はPHCP-1464です。

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September 10, 2006

ハヤシライス風トマトスープ

カレーも好きだが結構ハヤシライスが好きなんです。以前社員食堂で毎週のように出てうんざりしたのだけど、そのうち好きになってしまったのです。嫌いな人でも毎日好きだ好きだと言われれば好きになるということかな。で奥さんにおねだりするけれど息子たちはカレー(いい大人がね)とかシチューを好むのでこれまで却下されていたのが今回残っていたルーでやっと作ってくれました。よそさまのblogを見て影響されたのでトマトの缶詰も入れてもらって出来たのはタイトルの通り、そのままでもトマトスープとしておいしいし、ご飯と一緒にハヤシライスとしてもgoodです。作った奥さんも息子にも好評であっという間に完売し、写真を写す時間も無かったわけです。

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またまた芙蓉ですが

昨日から蒸し暑い日が続き今日も雨が降ったり晴れたり変な天気です。相変わらず芙蓉の花はよく咲いていますが日が差した時に部屋から見るとこの大型のもみじのような緑の葉っぱがとてもきれいなのでまた1枚写しました。

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バーンスタインのドヴォルザーク「新世界より」

Dvorak9lb_2標題にあえて「バーンスタインの」と書いたのはmozart1889さんの記事を読んで、これは面白そうだと図書館で借りて聴いたらやっぱり彼の思い通りの演奏でホント楽しかったのです。ただこのスピード感は快適ですがアンサンブルは確かに荒い。プロデューサーのジョン・マックルーアも困ったろうな。「レニー、ちと荒すぎるで。もうちょっと何とかならんやろか。」「そないゆうても今日中に終わらなあきまへんのやろ。これが精一杯や。」「そやな、まあええか。ほな、いてまえ!」と言うようなやり取りは無かったでしょうがとにかくあちこちで「いてまえ!」が散見されるけれど感動的な演奏であります(笑)。もちろんボヘミアの香りなんか全然ありまへん。一緒に入っているスラブ舞曲も勢いがあって楽しいけれど「モルダウ」はリズムがスイングするようでちょっと違和感ありですね。ここらがカラヤンに嫌われる所以かな。

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September 03, 2006

酔芙蓉の花

庭の芙蓉のつぼみが増えてたくさん咲くようになった。午前中は白く、午後からはピンクになるのが面白い。芙蓉の花と覚えていたが、午後には酔っ払って赤くなるから酔芙蓉というそうです。うーん朝酒とはいい身分だなあ。

朝9時頃はまだ白い
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午後2時になると酔っ払って少ししぼみかけている
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サンサーンス 交響曲3番

Saintsaens3LPの時代に一世を風靡したアンセルメ、スシス・ロマンド管弦楽団の演奏をCDで聴く。1961-1962年の録音でオルガンはピエール・スゴン。これ以降オルガンの低音が売り物となる様々な演奏が出るようになった草分け的演奏だがオルガンの低音だけではなく演奏もすこぶる美しい。特に2楽章の静寂の中に入ってくる底力のあるオルガンには感動する。そしてアンセルメの先を急がずゆったりとした構えとスイス・ロマンドの洗練された響きで最後のクライマックスの後でも爽やかな印象が残る。同じコンビによるフランクの交響曲も入ったお特用盤で最近のようなデジタルリマスターではなくAADなので少し歪っぽい傾向があるがまあ懐かしい演奏なのでOKとしよう。

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September 01, 2006

水色のハンカチ 鮫島有美子

高木東六氏が亡くなったという新聞記事やいつも無料で聴講させていただいているSchweizer_Musik 先生の記事を読んで手持ちのCDを聴いてみた。今では少し古めかしい藤浦滉氏の作詞との組み合わせは純粋の日本の歌謡曲なのだが、今回鮫島有美子さんの歌、ヘルムート・ドイチュ氏のピアノで聴くとまるでフランス歌曲のような雰囲気がある。戦後すぐにオペラを書いている時にこのメロディーが浮かんだそうだがあの混乱した時代にこんな美しいメロディーが浮かぶとは本当に感性の豊かな人だったのだろう。また、ダンディーのお弟子さんだけあってこの曲は結構難しく特に低い音が女性には苦しい様子でさすがの鮫島さんも苦労しているようだ。100歳を超える高齢で亡くなられたのだが朝日新聞もあと10年遅く生まれていたら戦後の日本の作曲事情が変わっていただろうとあった。そして当時この曲を歌っていた二葉あき子さんは東京音楽学校(現東京藝術大学)の師範科を出られたそうで音楽の先生から歌手になった人ですが現在も90歳を超えて未だご存命だそうです。さて、若い人の間ではもう少し濃い色の青いハンカチがブームになったようで早実の斎藤君はアメリカでも好投したそうですね。

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