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July 2006

July 29, 2006

マーラー 交響曲10番

Mahler10_1永年眠っていたCDを聴く。シャイー、ベルリン放送交響楽団でクックの3稿による演奏。マーラーの交響曲を揃えようと買った時は6000円ほどした。今なら全集が買えるのに。最初に聴いた時、これがマーラーなんだろうかと思ったが今も印象は同じ。確かにほとんど未完成の原稿に他人が加筆したものだから作曲者本人の意図が出るわけも無いがそれにしても味付けの薄い音楽だと思う。ただシャイーが美しく演奏しているのが分かるようになったし、音響を楽しむという意味では録音もすばらしいけれどマーラーを聴くときのあの緊張感は皆無だ。でも1楽章がほぼ完成していたというのだからこれがマーラーの最後の境地なのか。よく言われる9番を超える苦しみが出たのかそれとも奥さんアルマへの悩みのためなのか。Wikipediaを見るとクックの3稿による演奏として挙げられていたザンデルリンク、インバルは持っているので今後聴き比べようと思う。

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無線LANを改良

1年ほど前に、離れた部屋で使う息子のノートパソコン用に無線LANを買ってセットしたのですが、感度が悪く5,6mが限度だったので結局息子の部屋に無線ステーションを置き、私の部屋のモデムからLANケーブルを15mほど引っ張るというアホなことをしていました。どうやらケチって安い無線LANセットを買ったのがいけなかったみたいで、評判のよい自動設定のに買い換えようかなと考えていたのですが、また1万円も出して似たような結果ならいやなので折衷案として息子の部屋の手前までスリムタイプのLANケーブルで引っ張ることにしました。結果は木製のドアを隔てても感度は十分良好で部屋も廊下もすっきりして10mで800円のスリムLANケーブルの投資効果に満足しています。ちなみに安くても11a、11b、11gと3種類の信号をセレクトできるタイプなんですが最近は11aはあまり使われないのか11b+gがほとんどですね。

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パガニーニ フォー ツー

パガニーニが書いたヴァイオリンとギターのための作品集を聴く。ヴァイオリンはギル・シャハム、ギターはイェラン・セルシェル。むかーし友人のLPで聴いた記憶があったがギターとヴァイオリンの相性はとても良い。ピアノほど重くないし、パガーニニの作品だから主導権は当然ヴァイオリンにあるのだがギターの控えめな音色がとてもいい。このCDには6つのソナタと何曲か入っているがどれもさわやかな佳品で暑い夏の日に聴くのにとても良い。そういえば今朝は9時過ぎで室内の温度が30度もあった。

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July 27, 2006

そうめん

暑い日が続くのでそうめんが食べたい。私は夜はおかずだけを食べながら軽く晩酌し、そのあとでめん類を食べるのが好きなので昨夜はそうめんにした。ところがわが奥さんは何でも中火で煮込むのが好きなのでそうめんの食感があまりよろしくない。つまりやわらかすぎるのです。「今晩はオレがつくるぞ」「お任せします」というわけで、まず湯を沸騰させてそうめんを放り込んでグラグラと噴きこぼれる状態で1,2分置いてびっくり水を入れ、再度沸騰してからざるに受けて冷水で3回ほど洗ってさっとガラス鉢に入れる。要するに当たり前の作り方なんですがこれがおいしかった。「どや?」「おいしい!」というわけで、それからのそうめん作りは私の担当になってしまったとさ(涙)。ちなみに我が家は何にも入れずにそうめんだけを食べるのですがこの方がそうめんの上手さが直に分かると思っています。別の言い方では「手抜き」とも言うのですがね(笑)。

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July 16, 2006

ヘンデル 合奏協奏曲作品6

トレヴァー・ピノック、イングリッシュ・コンサートによるヘンデルの合奏協奏曲全曲を聴いた。作品6の1番から12番と「アレクサンダーの饗宴」なども入っている。図書館で借りたものだが1日で3枚組のCDを一気に聴いたことは私にも記憶が無い。とにかく鬱陶しいこの時期にまことにピッタリの選曲だったと自画自賛です。例によってざっと聴いているけれどとにかくさわやかで颯爽としたテンポで進んでいくのでオリジナル楽器が苦手な私でも聴き惚れてしまった。1981年から1984年にかけてのアルヒーヴによるデジタル録音もすばらしい。

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梅雨明けが近い

昨日今日と不安定な空模様が続く。湿度が高いので夕方には降るだろうと思っていたら山沿いの方面に光が見える。昼寝をしていたら何となく不吉な予感がするので起きたら雷と共にものすごい雨が降ってきた。あわてて窓を閉めたがおかげで涼しくなったし庭の草花にも恵みの雨だった。
写真は小ぶりだがまだ少し咲いているバラです。

Rose715


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July 15, 2006

ベーム

Boemこれも借りたCD。ベートーベンの3番、7番、ブラームスの1番、モーツアルトの「協奏交響曲」などが入っている。7番は録音が一番古く1958年、その他も1960~64年と古いけれどベームが元気で最高の演奏をしていた時のもので一応ステレオ録音。とにかく彼とベルリン・フィルとのコンビはモーツアルト、シューベルトなど大好きだけどこのコンビのベートーベンやブラームスは持っていなかったので借りた次第。録音もリマスターしたのかきれいな音になっているし演奏もすばらしいの一言につきる。どの曲も少し早めのテンポで比較的あっさりと仕上げているが、中でもあまり期待していなかった7番が最高の出来だと思う。次に3番、ブラームス1番、モーツアルトも定評のあった演奏だし、このセットはすばらしいと思う。ベームの演奏は無駄がなく大げさな振る舞いも無くひたすら誠実に進めるのが心に響く。そういえば最初に買ったベートーベンの5番はベーム、BPOで、モノラルの10インチのLPをひたすら聴いたものだった。

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カサブランカ

7月のこの頃になるとさすがに庭に花が無くなったと思っていたら大きなカサブランカが咲き出した。奥さんは「こんな大きいのは高いのよ」と喜んでいるが確かにでっかい。自分の花の重みで折れそうになっているのは摘んで部屋で活けている。花瓶の中で前の晩にはつぼみだったのが水を代えた次の朝には大きな花になっている。すごい生命力だ。カサブランカという有名な映画もあるが「白い家」という名前だそうで、薄茶色に色あせたリビングに置くと確かにそこだけが白く輝いている。

Casablanca1


Casablanca2


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ブラームス 交響曲4番

Keilberth_1例によって図書館から借りたCD。カイルベルト、バンベルク交響楽団。1968年5月20日東京文化会館での演奏で、NHKの音源によるもの。先入観を持って聴いたわけではないが、とにかく骨っぽいと言うか無骨な演奏。よく対比される同じ歳のカラヤンの流線型とはまったく正反対。1楽章の最初のメロディーこそとてもロマンティックだけど曲の進行につれてどんどんドイツ魂が吹き出てくる。このころのバンベルク饗はライブのせいもあって管楽器や木管など少し雑なところがあるしティンパニなども少し荒っぽいがこれはNHKのマイクのセッティングにも問題があるのかもしれない。ただ少々の傷はあってもカイルベルトの小細工をしないストレートな思い入れが素直に出ていて聴き終わった後は素直に感動できる。彼はこの2ヵ月後に亡くなっているそうだが本当に惜しいと思う。

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July 02, 2006

7月の庭

週末から大雨の予報だったのが今朝9時過ぎに急に土砂降りになってその後は晴れ間も出る天気になりました。例によって庭を見ると小ぶりのバラがたくさん咲いているがもう終わりかけです。しかたないので緑だけになった庭とお隣からたくさん貰ったたまねぎをぶら下げている物干しを写しました。物干しの向こう側にもたくさんぶら下がっています。最近は肉じゃがとカレーの日が続きます。^^

Photo

Photo_1

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マーラー 交響曲3番 スイス・ロマンド

Mahler3sl大変珍しいスイス・ロマンドのマーラーの3番。指揮はいつものアルミン・ジョルダン、1994年のデジタル録音でそれもライブです。とにかく録音が抜群で、最初のホルンの斉奏とそのあとの打楽器の強打に思わずニンマリしてしまったが、これはビクトリアホールの響きがすばらしく有効なためでもある。演奏はゆっくり目のテンポで金管楽器もゆったりと構えるのでマーラー独特の緊張感はなく、まるでリムスキーコルサコフみたいに聴こえる。オケの音色もあのちまちまとしたスイス・ロマンドで、以前エントリーしたショルティ、シカゴの剛毅さや迫力とは無縁。ただ、3番はマーラーの「田園」とも言える曲なのでそれが決して傷などではなく、ふんわりとした美音に酔いしれるのも良いものだ。ポストホルンやアルトソロもなかなか上手い。アンセルメ亡き後ではジョルダンがこのオケの良さを引き出しているように思えるし、こういった新しいレパートリーを開拓することは、かつてスイス・ロマンドにお世話になった身としてはうれしいことである。フランス物を中心として、また美しい音のベートーベンなども楽しみではある。このCDの2枚目にはツェリンスキーの「叙情交響曲」も入っているがこれは次回のお楽しみ。

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July 01, 2006

息子

ウチのドラ息子のことではなく映画のタイトルです。永瀬正敏、和久井映美、三国錬太郎などの主演、山田洋ニ監督で1991年に製作されたものです。これはその後テレビ放送されたものをビデオで取ってそれこそ何回も見たのですが、今回はDVDを借りてゆっくり見てそしてやっぱり感動しました。岩手県出身で東京でフリーターをしている気楽な次男坊(永瀬くん)が聾の女性(和久井さん)に恋をして真面目に働き出し、上京した父親に結婚の決意を語るというストーリー。息子は好きになった相手が聾者だから(付き合いを)諦めろという言葉に猛反発するが、それは東北弁をバカにされることによる言葉への不信感があるのだと思う。「それが何なんだ!」と叫ぶシーンは障害者への義憤というより言葉がどうした、という思いが強いのだと思う。また帰省しても、勉強ができた兄に常に比較されてとうとう「あんちゃんばかり可愛がって!」と泣くシーンは私自身長男の方をよく可愛がっていたので見るたびに「悪かったな」と思ってしまう。雪深い田舎へ買ったFAXを抱えて幸せそうに帰って行く老父の姿は印象的です。とにかく三国さんはもちろん永瀬くんや他の出演者は上手だし家族愛をテーマにすれば右に出るものの無い山田監督なのであと味も最高。松村禎三氏のピアノだけの単調さを生かした音楽も効果的。日本映画の傑作です。

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ハイドン 弦楽四重奏曲 Op.9

Haydnsqop9室内楽のCDが極端に少ないので最近は心して買ったり借りたりしているがこれはよくHMVでお世話になるブリリアントから出ているものを購入した。ブッフベルガー四重奏団は始めて聞く名前だがメンバーの名前を見ると独墺系のようで渋く落ち着いた音色で統一されている。ハイドンのOp.9というのもまったく心当たりがないが2枚セットで900円なので買ってみたがこれが大当たり。どの曲も落ち着いた曲想でしっとりと聴ける。最近は寝る前にベッドで聴くことが多いけれどまず手を伸ばすのがこのセットになっている。そうそう2004年のデジタル録音でこれも実にナチュラルな名録音です。ハイドン万歳、そしてブリリアントに感謝!

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