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January 21, 2006

マーラー 交響曲6番

Mahler6MP評判の良いミトロプーロスのマーラーの6番を手に入れたので早速聴いてみました。1959年ケルン放送交響楽団とのライブ録音です。ライブのせいか、亡くなる1年前の演奏とは思えないほど熱い演奏で、しかも細部にも目配りが行き届いていてちょうどバーンスタイン+ブーレーズといった感じでしょうか。ライブなのでオケに少し傷はあるけれどドイツの放送交響楽団特有の正確でパワーのある演奏です。低弦の重いリズムで始まる1楽章はなかなかの迫力で少し荒っぽいけれどこれから始まるドラマを十分感じさせてくれます。2楽章のスケルツオから3楽章のアダージョにかけてオケもエンジンの調子が出てきて、特に弦が滑らかなマーラーポルタメント(?)を歌い始めます。これはモノラルだけど各楽器を分離よく捉えていて弦を主体に金管、木管などが上手くバランスされて聴かせてくれます。そして最後の4楽章はまったく期待通りのドラマが味わえます。ここでのミトロプーロスのオーケストラのコントロールは見事なもので緩急のつけかた各楽器の鳴らし方など熱い演奏なのに一方では冷静なので、聴いている方はじらされたり圧倒されたりしながらクライマックスを迎えます。ミトロプーロスの後任のバーンスタインは彼にマーラの演奏を教わったそうですが、このCDを聴いて納得しました。私は録音にはうるさい方ですが、そういったことより今回の6番が最近聴いたなかで最高のマーラーになりました。これには「悲劇的」という副題がありますが、私は「運命」のほうがいいように思います。

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Comments

コメントありがとうございます。
少々の傷はあっても一流の指揮者のライブの迫力はいいですね。同じケルン饗でもインバルとは正反対のアプローチですがいろいろな演奏様式が当てはまるのもマーラーの良さだと思います。

Posted by: よし | February 05, 2006 at 04:10 PM

こんにちは。
私も今日改めて聴いてみました。
名演の名に恥じない演奏ですね。ますます好きになりました。

>各楽器の鳴らし方など熱い演奏なのに一方では冷静・・・
まったく同感です。加えて音楽そのものに生気が溢れていることが、何よりも素晴らしいと思います。
今でも熱狂的なファンがいることも頷けます。

Posted by: romani | February 05, 2006 at 12:22 PM

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