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December 2005

December 31, 2005

モーツアルト レクイエム

MozReqBohemいよいよ今年も最後。年末には第九のように作曲家の最後の方の作品を聴こうと思ったけれどなかなかそうもいかない。結局今年最後のエントリーはベーム、VPOでモーツアルトのレクイエムとなる。これは言うまでも無く大変な名演。カラヤン、BPOの1961年の演奏のほうはさらに緊張感があってこれも好きだけれどソプラノが少しだるくて今回はベームを選ぶ。こちらはウィーン国立歌劇場のコーラスそしてソプラノをはじめとする声楽陣がすばらしい。何よりもウィーンフィルが天国的といっていい最高の美しさ。あまり声楽曲を聴かない私だがこの演奏を聴くとモーツアルトの最高の音楽ではないかと思う。若い時はこの演奏のカセットを買って通勤の車で聴いていたけれどCDを買ってあらためて感動している。そういえば晩年のベームとVPOのベートーベン5番を大阪で聴いたがもうひとつピリッとしなかった記憶がある。ベームはモノラル時代のベートーベンやステレオになってからのモーツアルト、シューベルトなどベルリンフィルとのコンビが最高だと信じているけれどVPOとのコンビではこのレクイエムがそれこそ最後の名演なのかもしれない。さて、今年はブログを通じていろいろな方とお知り合いになれ本当に良い勉強になりました。来年もよろしくお願いします。

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December 30, 2005

続 ベートーベン 第九

BeethovenRBせっかくの年末なのでまた第九を聴く気になった。正直この曲を聴くのはあまり気乗りしないのだがいつもカラヤンでは他の方に申し訳ないので今日はバーンスタインさまをそれもVPOではなく以前文句を言った昔のNYPとのコンビを選ぶ。ところが最初は怖いもの見たさの心境だったのが聴くほどに引き込まれてしまった。これはいい。テンポも適切で楽器のバランスもいい。時にホルンが無表情だったりするけれど概してとてもさわやかな第九だった。まあカラヤンの後ではジュリアードのコーラスやソロ声楽のドイツ語の発音が気になるし特にテノールは品がないなぁとか思うので4楽章は少し落ちるけれど3楽章までは文句なしといえる。ということで聴きもせずに変な偏見を持ってはいけないと大いに反省した次第。ジャケット写真はセット物で同じだけどバーンスタイン様に敬意を表して再度掲載します。

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December 29, 2005

ストラヴィンスキー 春の祭典

引き続き名曲廉価CDを聴く。作曲者のストラヴィンスキーの指揮、コロンビア交響楽団で1960年の録音。ただあまりに見事な演奏なので当時から言われているように実際の指揮は弟子のロバート・クラフトが振ったのかもしれない。コロンビア饗も大変見事でワルターとの西海岸のオケではなく東海岸のもしかしたらニューヨークフィルかもしれない。いずれにせよ作曲者のイメージ通りに粉飾せずに演奏したのだろうが十分以上に楽しめる。録音もなかなか良い。同じコンビのペトルーシュカもほぼ文句なし。ただ別CDで聴く同じコンビの「火の鳥」はさすがに色気不足で少したいくつするがそれだけこの2曲は個性的だということだろう。昔は「ハルサイ」に凝って10種類ほど集めたが印象に残るのは剛直一途のショルティ、芝居気タップリのカラヤン、ミステリアスなメータ、NYP、FMで聴いたレヴァイン、VPOなど。そしてこれこそスタンダードだと思うのはドラティ、デトロイトSO。ドラティは昔のロンドン饗との「火の鳥」もすばらしくこのオケの鮮烈な演奏を聴いて彼がすばらしい指揮者だということが分かった次第。

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チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲

今日から年末休暇で何となくのんびりムード。机の周りなど片付け物があるけれど朝からおなかの調子が悪いので寝ながらテレビを見て何もせず。その後何か年末らしい音楽でも聴こうと思ったけれど結局無難な名曲CDを選ぶ。ハイフェッツ、ライナー、シカゴ饗。廉価で買ったCDなのでジャケット写真は割愛。この演奏はハイフェッツのソロ以上にライナーとシカゴが立派で、もう伴奏の領域を超えている。ただその分協奏曲ではトラブルも多かったようでリヒテルとするはずだったブラームスの2番では意見が合わず結局ラインスドルフに交代したとかその手の逸話が多いのでこの2人が無事だったのは奇跡かもしれない。ライナーはあまりチャイコフスキーを録音しなかったと思うけれど交響曲を入れて欲しかったなぁ。

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December 24, 2005

クリスマスの名曲

christmas第9を聴いた後にはクリスマスらしい曲を聴くことにする。写真でお分かりのように4年前にウィーンフィル世界の名曲というCDムックシリーズで50巻まで出ていたが、レギュラーでも手に入りにくかったボスコフスキーのウインナワルツとか結構買っている。さて、カラヤン、VPO、ウィーン楽友協会合唱団の競演で聴けるこの贅沢なクリスマス名曲集は40年以上前の録音だが申し分が無いほどのできばえ。レオンタイン・プライスのソロが時にアク強く感じるが真摯な歌いぶりはすばらしい。中でも圧巻はシューベルトの「アベ・マリア」。最初VPOだけでそれこそため息の出るような美しい1コーラスが終わると少しビブラートが入ったプライスの歌が続く。そして次はこれも麗しいアダンの「オー・ホーリー・ナイト」、プライスの力強い歌も最高。結婚する前、家内が入っていたコーラスグループのX'masコンサートが終わると皆でキャンドルを手にホールの外に出てこの曲を歌ってくれた思い出があります。30年以上も前ですがね。

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ベートーベン 交響曲9番

やっと出ました。年末の定番。誰の演奏を聴こうかと毎年悩むけれどやっぱりこれ。カラヤン、BPO、1962年の録音。このコンビで最初のベートーベン全集です。今日聴くのはなんと純正カセット。30年ほど前通勤の車で聴くために買ったものだけど今でもすばらしい音がする。昔のY社のハードドームスピーカーとの相性もとても良い。知らずに聴けば誰もカセットとは気づかれないだろう。でもジャケットともいえない説明書なので写真は割愛。さて、演奏そのものは私の事実上の刷り込みなので違和感はまったく無い。カラヤンが54歳と元気溌剌の時代、BPOもまだまだカラヤンになじむ前の硬派の音だ。何より変な思い入れの無い快適なテンポ設定が快い。カラヤンはこの曲のある種の荘厳さや深刻さといった思い込みを廃してあっさりと終結させるが、それが却ってこの曲の祝典性を良く出している。ワルター・ベリーはもちろん他のソロや特にウィーン楽友協会合唱団がホントに上手。40年前に発売された時はまだまだフルトヴェングラーの影響が強く、海外評でも4楽章のマーチが速すぎるというのがあったようだ。この全集は最初ドイツプレスのレコード9枚組で18000円。大卒の初任給より高かったはずだが発売当初にはカラヤンのサイン入りの指揮棒が付いていて、これ欲しさに買った当時高校生だった親友は親から勘当されたとか。

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オヤジのクリスマスは

大雪の後の3連休はちょうどクリスマス休みになり、若い人は忙しいみたいだけどオヤジにとっても結構忙しい。まず恒例の墓参り。墓参りはお寺さんへの御礼も含めて年末は必ず行かないといけない。車で1時間。幸いよい天気だったけれど寺の中の墓地が改修中でいつもの入り口が工事のため入れず、周囲をぐるぐる回ってやっと中に入れたが無事終了。御住職の奥様にお子さん用の手土産を渡すと「ウチは古い禅寺だけど小さな孫がいるので奥ではX'masツリーを飾っているんですよ」と秘密のお話が聞けた。そりゃ我が家も朝夕は仏壇の前で拝み夜はツリーを灯してワインを飲むしね。次に今日は年末の買出し。女房は自分へのご褒美にケーキを買い、私は安いロゼワイン、次男は高級焼酎を買ってこれで我が家のクリスマスイブを迎える。女房の山口の実家でついてくれた餅が届いたので正月も安心というよりもうお雑煮にしたりおそばに入れたりして食べている。あとは数の子と我が家特製の昆布巻きがあれば本当のお正月になる。昆布巻きはあまり作らないようだけれどウチでは九州式なのか昔からブリを巻いて作るので手間も掛かるけれどすこぶる美味しい。これとビールを沢山飲んでいたら正月明けの血糖値もすこぶる高く、医者にさんざん怒られたのでそれ以来控えている。

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December 23, 2005

たった1日の大雪で

昨日22日は夜中から雪が降り朝は一面銀世界。団地の中では人や車が通る時の「バリバリ」という音で氷になっている様子。しばらく様子を見たけれどバスやタクシーも動いていない。恐る恐る車に乗ろうとしたらドアが凍って開かない。後ろ半分は覆いがあるので後ろのドアから入りエンジンを掛け窓の雪を除いているうちにドアも開いて乗り込めた。結局15分ほどしてから恐る恐るスタートする。もちろん急発進、急ブレーキは厳禁。この辺りは坂が多いので結局ずっとセカンドのまま慎重に走った。スピードも20から30kmで要するに自転車並みだけれどいつもより15分遅い程度で会社に到着。普段は始業より1時間近く早く行っているのでこういう時は余裕だ。とはいえその後は車の量が増えると共に事故も増えた模様。年に1度の大雪で大変な騒ぎだったけれどまあ無事に帰宅できて良かった。雪の多い地方の方は本当に大変だと思う次第です。

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December 18, 2005

寒波襲来のため

不覚にも風邪をひいてしまいました。
水曜日からほとんどの時間を寝て過ごしているけれどだいぶ良くなりました。毎晩晩酌をする私がビールすら1本も飲まなかったので家人も「こりゃひどい」と理解できたみたいデス。あと2週間で新年ですね。宝くじも火曜日までだし。忙しい年末です。

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December 11, 2005

ドヴォルザーク 糸杉

DvorakSQ2この間買ったドヴォルザーク四重奏の全集に入っている弦楽四重奏曲集「糸杉」。全部で12ある3分前後の小曲でどれもがやさしさに満ち溢れた佳曲で本当に音楽の愛に包まれると言っても良い。寝る時に聴くとすぐに寝てしまいそう。前後するけれどこのCDの前に入っているOp80の四重奏曲もしっとりとした情感に満ち溢れた名曲である。ドヴォルザークだからボヘミアの香りが云々と思うのは間違いでブラームスやシューベルトだと言って聴かされたらその気になるかもしれない。あまり室内楽を聴かない私だがこの全集だけは心から買って良かったと思う。ということでこれからもしつこくエントリーするかもしれないのでどうかよろしく。

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チャイコフスキー くるみ割り人形

Nutcracker12月恒例の曲。あちこちで「第九」「大工」とうるさいけれどクリスマスまでは必ず「くるみ割り人形」を聴くことにしている。アンドレ・プレヴィン、ロイヤルフィルの全曲版。全曲版のお目当ては1幕が終わって2幕へ移る時の「雪のワルツ」と花のワルツの後の「パ・ド・ドゥ」。レコ芸で管弦楽を担当されていたS氏がいつも絶賛していたがこれらを聴くとチャイコフスキーが根っからのロマんティストだったということに心から同感する。ほぼ20年前の録音で平成になった時に買った記憶があるけれど2枚組で6600円だった。今ならブルックナーの全集が買える。年に1度聴くのにはもったいないというべきか必ず聴くから良いと言うべきか。それはともかくあと3週間でお正月が来る。

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December 10, 2005

家の紅葉

momiji今日は久しぶりにいい天気なのでそろそろ見納めになる庭の紅葉を写した。まあこれだけでもあれば季節の移り変わりが目に見えて分かる。来年の3月でブログ開始1年になるけれどそれまでの冬の間はあまり庭の変化は無いので水仙が咲くまでは季節の庭はこれが最後かも。さて、行きつけのブログを見ると皆さん結構背景デザインを変えていらっしゃる。私も最初は天道虫だったのをプロフィールに合わせてワンちゃんにしたのだが、これはお気に入りなのでこれからも多分変えないと思う。最近は記事が増えたので下の方になったがお気づきになった方はおられるだろうか。子犬が時計を見ながらお座りをしている。時計の時間も正確だがワンちゃんはご飯を待っているのだろうと思う。そして、耳とかしっポをマウスで触るとピクピクッと耳が動き、これがホント面白い。

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December 04, 2005

ドヴォルザーク 弦楽四重奏曲第2番

DvorakSQ今日は朝から雨なので一歩も家を出ずHMVから届いたセット物を聴くのに忙しい。コレッリの次はドヴォルザークの弦楽四重奏曲全集から変ロ長調OP4,B17(第2番)。HMVの解説にもあるが私も「アメリカ」以外は聴いたことがないので最初から聴こうと思ったけれど、作品番号の無い1枚目の曲は72分もあるのでパスして2枚目からにする。作品番号からかなり初期の作品だということは分かる。後期のアメリカ((OP96)ような情熱的な曲想は無いけれど牧歌的というか静かでやさしいメロディが一杯の曲はこの季節にとても良く合う。ベートーベンやモーツアルトの弦楽四重奏も持っているが音楽が偉大すぎていつでも気軽に聴くというわけには行かない。交響曲ばかり聴いている私だがコレッリとこのドヴォルザークのセットがあれば1日中音楽三昧に浸れるだろう。

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コレッリ トリオソナタ

CorelliTSHMVから昨日届くはずだったCDが今日のお昼に届いたのでさっそくyurikamomeさんご要望のムジカ・アンフィオンのコレッリ全集を聴く。全10枚のうち6枚がトリオソナタ(教会ソナタ、教会ソナタ)、2枚がバイオリンソナタ、2枚が有名な合奏協奏曲という構成。ベルダーが中心となるこの団体のコンサートマスター、レミー・ボーデは同時にブリュッヘンの18世紀オーケストラのコンマスでもある。同じようにメンバーも18世紀オーケストラなどの有名な古楽合奏団にも属しているとのこと。 さて、最初にトリオソナタを聴く。2つのヴァイオリン、チェロ、バロックギター、オルガン、ハープシコードなど曲によって編成は変わるけれど5,6人の古楽器で演奏される曲は穏やかそのもので聴いていて演奏がどうのこうのと言う筋合いではないと思う。ただ、唯一現代オケと比較できる合奏協奏曲を聴くとイ・ムジチのような切れ味とかスピード感には欠けて聴こえるがこれもピリオド奏法のためと言うべきだろう。さて、このセットはお買い得かどうかだが10枚はチト多いけれどコレッリや古典音楽が好きな人であれば持っていても良いのではないだろうか。ただ、初めての人には勧めない。現代奏法で聴いた人には新たな発見が合ってより楽しめると思う。そして1日中聴いていて飽きないのも事実である。

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ブルックナー 交響曲4番

Bruckner4古くなった照明器具の入れ替えのため朝から近くのホームセンターへ行く。シーリングランプのお買い得品それも残2つを運良くゲット。あとテーブルタップやその他小物なども。ホームセンターへ行くとついあれこれ買ってしまうが年末にかけての整理のためということです。さて今日のブルックナーは泣く子も吠えるカラヤン、BPO。1楽章最後のホルンの強奏はUさんでなくてもびっくりする。これがブルックナーを冒涜するかどうかは別として私は嫌いではない。私もそうだがゴツゴツとした演奏が苦手な人にはお勧めだと思う。で、Uさんには悪いけれどカラヤンの全集が欲しくなった。マーラーだけは勘弁して欲しいけれどブルックナーは結構カラヤン向きだと思う。

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December 03, 2005

プロフィール写真変更

写真を変更しました。サングラスを取るとやさしいセラでしょう。ホントにおとなしい娘でした。家族の足音はもちろん息子のバイクの音もちゃんと聞き分けて玄関で待っていました。新聞配達の人には吠えないのに玄関前でじっと立っている人には激しく吠えてホントに賢い番犬でもありました。ボール投げが好きで全速力で追いかけて取ると私のところに持って帰ります。家人はセラの思い出が強すぎて新しく犬を飼おうとは言いません。今も食卓の横に写真が飾っています。

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予防注射

最近土日あいている近所の医院に行くとインフルエンザの予防注射で一杯です。小さい子供の泣き叫ぶ声を聴くとかわいそうだけれど去年亡くなった犬を思い出す。プロフィールに出ている写真です。年に1度狂犬病の予防注射に連れて行くとたくさんの犬たちが鳴き叫んでいるのにわが愛犬は黙って座って待っているし呼ばれて先生の前に連れて行くと自分からいすに飛び乗る。この時点で看護婦さんからおほめの言葉をいただく。注射の時も一瞬ぴくっとするけれど絶対鳴かない。再び「かしこいねえ」とほめられて鼻高々なのは飼い主の私。保険の利かないフィラリアの薬代など馬鹿に出来ないお金を払ってもなぜか気分良く病院を後にしたものだ。ちなみに犬は楽々とお産をするので安産の代表のように言われるけれど実は痛みを我慢する能力がとても強いからだそうです。人間も見習わなくては。

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