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July 18, 2005

20世紀の巨匠 ドラティ フリッチャイ

dorati_fricsay梅雨はあけたみたいだけど蒸し暑くて朝からエアコンを入れてます。マンションだから午前中はあまり大きな音は出さないようにしているので今日は古いモノラルでの「20世紀のマエストロ」シリーズを聴きました。40枚入って8000円だから安いようだけれど音楽を楽しむというよりは、なじみの少ない昔の演奏家を知るといったセットですね。その中でも比較的録音が新しかったのが標題の2人のCDです。ドラティのはルビンシュタインとのグリーグピアノ協奏曲、フリッチャイはベルリンフィルとのチャイコ5番。どちらも1949年の録音で充分鑑賞にも堪える音です。ドラティ43歳で多分ルビンシュタインも同じくらいでしょう。何でもあっさり屋のドラティも結構ロマンの香りといった伴奏だし、ルビンシュタインも全盛期といった演奏で文句なしです。オケはRCAビクター饗ですがこれも上手い。しかし、何といっても本命はフリッチャイとBPOのチャイコです。彼が35歳の時。才気あふれるといった感じでケルテスのデビュー「新世界より」を思い出します。そういえば彼もハンガリー人でした。長生きしたドラティとデトロイト饗との切れ味抜群のストラヴィンスキーは最高だと思っていますが、フリッチャイの49歳での死去は残念ですね。彼のベートーベン「英雄」も私の宿題の1つです。

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Comments

romaniさん、コメントありがとうございます。
フリッチャイのベートーベンはRIASではなくBPOで、第9は聖ヘドウィッヒ教会での録音だったでしょうか。違っていたらごめんなさい。チャイコ5番も、歌わせながらきっちりと前進していく姿勢であと味のよい演奏です。

Posted by: よし | July 20, 2005 at 12:05 PM

yurikamomeさん、フリッチャイは戦後すぐはともかくその後はフルトヴェングラー、ベームなどの後塵を拝してもう少しというときにカラヤンが出てきてそして若くして亡くなり、本当に残念としか言いようがありません。という私もLPでもあまり持っていないのですが、情におぼれず、余計なことをせず真実一路といったところでしょうか。

Posted by: よし | July 20, 2005 at 11:57 AM

こんばんは。
フリッチャイ。本当はもっともっと騒がれていい指揮者ですよね。
LP時代に聴いたアンダと組んだバルトークのピアノコンチェルトが最初の出合いでしたが、私は彼のベートーベンが好きです。
5番も7番も、でもディースカウがバリトンを歌っている第9が最もお気に入りです。一本芯がとおっていて、かつ固くない、変な表現で申し訳ありませんがそんな気がしています。

Posted by: romani | July 19, 2005 at 11:41 PM

フリッチャイは本当に残念ですね。結構鋭い、えぐるような演奏をする人だったと記憶しています。でもそういえば随分前に聴いたとってもファンタジックな彼の「魔笛」、もう一度聴きたいなぁ。

Posted by: yurikamome122 | July 19, 2005 at 07:19 PM

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