日本の歌 鮫島さん
たまにはお歌でも聴きましょう。鮫島有美子さんが最初に出した「日本の歌」。私は倍賞千恵子さんのファンなので、歌曲よりも「カチューシャの歌」とか「宵待ち草」「浜辺の歌」などが入っているので買いましたがどれもフレッシュでそれほど歌曲くさくない歌唱で気に入りました。ピアノがとても上手なので伴奏者を見たら「ヘルムート・ドイチュ」。失礼ながら当時は鮫島さんよりヘルマン・プライなどの伴奏をしていたドイチュさんのほうが有名でした。本当に伴奏者のおかげでものすごく得をしています。中でも「平城山」ではピアノで琴のような音色を出し、このどちらかというと単調な歌に彩を添えていてそれは見事なものです。あと最高に好きなのが「出船」。勝田香月の歌詞も杉山長谷夫の曲も寂しい別れの情景なのですが、日本人の心根に響きます。鮫島さんの歌もドイチュさんの伴奏もすてきの一語ですね。
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Comments
こんにちは、トラックバックありがとうございます。お色直しを減らしてCDプレーヤーを買ったというお話いですね。奥様に感謝ですね。私もスピーカーを買ってもらったりしました。(結婚前)もちろん今も頭は上がりません。鮫島さんのCDは7枚くらい買い、大阪シンフォニーホールでの演奏会も行きました。花の街はラジオで聴いていましたね。これからもよろしくお願いします。
Posted by: よし | June 02, 2005 at 11:34 AM
おはようございます。久しぶりに鮫島有美子を聴きました。懐かしい1枚です。このCDで声楽曲の美しさを知りましたので、鮫島の録音をその後結構買い込みました。
TBさせていただきました。よろしくお願いします。
Posted by: mozart1889 | June 02, 2005 at 05:23 AM