January 31, 2012

シベリウス 交響詩「エン・サガ」 Op.9

Siberiusパーヴォ・ベルグルンドの指揮、ボーンマス交響楽団の演奏。1974年6月の録音。25日に亡くなったベルグルンド追悼ということで。「エン・サガ」は、作品番号から分かるように初期の作品ですが、実に緻密な構成で終盤に至るまで緊張感に溢れているので、すでに大作曲家の風格さえあります。シベリウス好きとしては、何といってもこの作曲家独特のひんやりとした質感が、見事なオーケストレーションで聴けるのがうれしいnote
トスカニーニやフルトヴェングラーも録音していることは、この曲のすばらしさの証拠かも。
ボーンマス交響楽団もすばらしい力量を見せてくれていて、ベルグルンドがシベリウスだけの指揮者ではないにしても、すばらしい仕事をしたことには変わりませんね。
この曲、18分という長さがピッタリともいえるけど、できれば4つに分解して1時間の第8交響曲を作って欲しかった(笑)。

                    
                    

                      

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January 30, 2012

オネゲル 交響曲第2番

Honegger_karajanカラヤン、ベルリンフィルの演奏。1969年8月、サン・モリッツでの録音。20世紀のクラシックシリーズの一環で、カラヤンとしても珍しいレパートリー。弦楽と最後の楽章にトランペットが1本加わるという一風変わった編成だけど、カラヤンはその小編成特有.の澄み切った透明感を磨き上げて見せてくれます。ミュンシュのゴツゴツとした迫力満点の表現とはまったく正反対ですが、これだけ徹してやられると文句はありませんnote
スイス人であるオネゲルの音楽を、小編成のトレーニングも兼ねて、夏のバカンスで毎年行くサン・モリッツで録音するとはカラヤンって仕事が好きなんですねぇ。
                     
                      
                      
                          

                       
肥料をやったのでこの寒さでもよく咲くバラ。 
EOSの望遠レンズでの初撮影camera
                        
                             
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January 29, 2012

アルマ・マーラー著 石井 宏訳「グスタフ・マーラー 愛と苦悩の回想」 中央公論社

Mahlerおさかな♪さんの記事を読んで、さっそくこの本を買いました。マーラー夫人の回想を基にしたもので、マーラーの完全な伝記ではないにしても、10年間共に生活して主要な作品が出来るまでを協力しながら見届け、リハーサルや演奏を聴いた夫人のお話ですから、興味深いお話が盛りだくさんです。
特に同時期に活躍していた、ブルックナー、R・シュトラウス、シェーンベルク、ツェムリンスキーなどの作曲家や、メンゲルベルク、フランツ・シャルク、そしてブルーノ・ワルターなどの指揮者の生々しい話も本当に面白い。また、マーラーは、およそ性格や曲風の違うブルックナーをとても尊敬していたことを知ってちょっと驚きました。
規則正しい生活をして作曲中は極度に神経質になるマーラーのために、アルマは家の中であらゆる物音を立てないようにとても神経を使ったのですが、その成果のすばらしさのために夫を心から尊敬していたこともよく分かります。

私がなるほどと思った、指揮(テンポ)に関するマーラーのいくつかの言葉の一つ。
「すべての音の長さが正確に出せるようであれば、そのテンポは正しい」

ちなみにマーラーは指揮が本業なので、忙しいスケジュールの合間を縫って作曲に勤しんでしたことが分かります。
本のカバーは1903年のアムステルダム・コンセルトヘボウ(現在のロイヤル・コンセルトヘボウ)定期演奏会のプログラムですが、指揮者は当然グスタフ・マーラー。

                     
                      

                    
                         
                          
                         

    
                      
Hana1s


  

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January 28, 2012

モーツァルト ディヴェルティメント14番 KV 270

Mozart_vsレムコ・デ・フリース、イルマ・コルト(オーボエ)、ヨハン・シュタインマン、ハンス・ヴィッセ(ファゴット)、マルティン・ファン・デ・メルヴェ、ヨス・ブールマン(ホルン)の管楽器による六重奏曲。4年前に買ったモーツァルト大全集をポツポツと聴き進めているのですが、やはり楽しいのはセレナーデ、ディヴェルティメントのあたりでしょうか。そして、以前は結構パスしていた管楽器のアンサンブルが好きになったのも我ながら思わぬ収穫。弦楽器と違って音色の違う管楽器の絡み合いを聴くのは楽しい限りですnote。クラリネットが入っていないのはまだ初期の作品だからでしょうか。各奏者はオーケストラのトップクラスだと思いますが、みなさん達者な腕前です。
            
               
              
                
                       
                         
                          

                     
                      
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January 27, 2012

マーラー 交響曲第1番

Mahler1_eiエリアフ・インバルの指揮、フランクフルト放送交響楽団の演奏。1985年の録音。マーラー、それも1番を聴くのは久しぶり。これも久しぶりのインバルの全集で1番を聴いたのも初めて。録音が出たときによく言われたように確かにあっさり風味なんですが、バーンスタインのように、1番を精魂こめて演奏されるとちょっと息苦しくなるのも事実。全集ということもあるのでしょうが、こういったアプローチのほうが曲の細部にまで光が通り、マーラーの管弦楽法の見事さが浮き彫りになっていいです。インバルには一番不向きかなと思っていたけれど、この演奏はいただきですねnote
DENONの優秀録音の謳い文句どおり混濁の無いすっきりとした録音のおかげで、美しいオーケストラの響きを堪能できるのもうれしい。
                  
                    
                     
                     

                        
                     
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January 26, 2012

ラフマニノフ 交響的舞曲 2台のピアノ版

Argerich6マルタ・アルゲリッチとネルソン・フレイレのピアノで。2009年8月、ザルツブルグ音楽祭でのライブ録音。もうほんの2年前の最新録音ということで、アルゲリッチもかつての奔放なイメージではなく、かなりお淑やかになっているようです。ラフマニノフはどちらかというと苦手な私ですが、こうやって2台のピアノで聴くとオーケストラでは分からなかった細部が明確になっているので結構楽しめますnote。ネルソン・フレイレは久しく表舞台に出なかったイメージがあるのですが、ザルツブルグでのこういった共演で聴く限り、ちょい地味系だけどしっかりとした腕のピアニストですね。アルゲリッチの相手には適任だと思います。
そのアルゲリッチはこの室内楽BOXにこう書いています。「私はピアノを弾くのは大好きだけど、ピアニストであることは嫌いです。」
奔放に見える彼女の孤独な一面が出ているような気がします。
           
          
  
        

        
        

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January 25, 2012

ブラームス 弦楽四重奏曲第1番 ハ短調 Op.51-1

Brahms_sq13東京クァルテットの演奏。1986年の録音。ブラームスの室内楽にはとんと縁が無くて、これではいいけないとセットものを購入して聴いていますが、弦楽四重奏曲では最初に聴いたこの1番がお気に入りですnote
ブラームスが、時おり見せる力の入りすぎた場面が見られないので、結構晩年の作品のような落ち着きがあります。東京クァルテットのメンバーもかなり替わっているそうですが、創設メンバーであるビオラの磯村氏の落ち着いた音色が、この楽器が活躍するブラームスの曲にふさわしいのうれしい。
      
      
      

  


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January 24, 2012

ハイドン 「天地創造」

Hydon_lbバーンスタインの指揮、バイエルン放送交響楽団、バイエルン放送合唱団の演奏。声楽陣はルチア・ポップ、クルト・モル、他。1986年6月のライブ録音。新年の初めに相応しい音楽ですが、クリスチャンならもっともっと深い感銘を受けるんでしょうね。旧約聖書の、神様が6日間でこの世をおつくりになった過程を描いているのですから、これくらい壮大な音楽はありません。とにかく西洋の音楽は、聖書を知っている前提で書かれているものが多いので、私のような罰当たりな人間は困ります(笑)。しかし、そこはハイドンらしく実に率直簡明に書かれているので、ただただ聴いていても優れた音楽であることはよく理解できます。
バーンスタインの棒がすばらしく冴えているのとオーケストラの実に力強い響きも圧倒的note。例によってジャケットもろくに見ずに聴きだして他のCDと同じウィーンフィルにしてはえらく男っぽい音だなとジャケットを見直して納得。

2枚組なので最初1枚目(第1日から5日目まで)を聴き、次の日に2枚目(6日目)を聴き、その次の日に休憩しました(笑)。
   
      
     
  
 
 

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January 23, 2012

モーツァルト 交響曲第39番 変ホ長調 K.543

Mozart_walterブルーノ・ワルターの指揮、コロンビア交響楽団の演奏。1960年2月の録音。
実に自然な流れで進む薫風のようなモーツァルト。
2楽章の何ともいえない細かいニュアンスや愉悦感に満ちた3楽章などコロンビア交響楽団も最良の響きを紡ぎだしていますnote
甘さも厳しさも優しさもすべて包含したようなこういう演奏を聴くと、ただ「いいなぁ」と心から感じるだけですheart02
    
   
      

   
EOSの純正望遠レンズを手に入れたんですがあいにくの天気なのでまだ出番がありません。
家の中で使うかなcamera
  

    
    
     
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January 22, 2012

ベートーヴェン 管楽八重奏曲 変ホ長調 Op.103

Beethoven_masterモッツィフィアートと2本のホルンの演奏で。モッツィフィアートはクラリネット、オーボエ、ファゴットが各2本とコントラバスのオリジナル楽器アンサンブルですが、ここではコントラバスを除いてホルンを2本加えています。どちらかというとマイナーな曲ですが、そこはベートーヴェンで快適なテンポと隙のない楽器の組み合わせでなかなか楽しめる構成になっています。知らずに聴くとモーツァルトかなと思うほど。
ベートーヴェンの一面が垣間見える楽しい曲です。ホルンをいじめるのは相変わらず(笑)。
     
      
     
 
 
 
 
家で一人で部屋にこもって音楽を聴いていると、インターフォンの呼び出し音が聞こえないので人感知センサー方式のワイヤレスチャイムを付けました。インターフォンの前に人が立つと感知するようにセッティングしたら見事部屋の中でお知らせ音が鳴りました。3千円足らずにしては上出来です。防犯にも役立つでしょうね。
  
 

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January 21, 2012

バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番 ト短調 BWV 1001

Bach_vn_gグリュミオーのソロで。1960年11月の録音。グリュミオーのバッハを資産として一生そばに置こうと思って新たに買い直したもの。ソナタは持っていなかったけれど音の良さにビックリ。さすがにフィリップスのデジタルリマスターだけのことはあります。
バッハの無伴奏すべてに言えることだけどもうオーケストラをしのぐ多彩な表現力と力強さに心底打ちのめされる思いですnote。特に2楽章のフーガのすばらしさには表す言葉もありません。
グリュミオーの柔らかくも響きの豊かなヴァイオリンで聴くバッハは音楽の持つ至上の喜びを与えてくれます。
曲、演奏、録音の3拍子揃った超名盤。
 
     
    

     
     
    
   
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January 20, 2012

ベートーヴェン 六重奏曲 変ホ長調 Op.81b

Beethoven_masterラルキブデッリとアブ・コスター&クヌート・ハッセルマンの2人のナチュラルホルンの演奏で。1991年の録音。ベートーヴェン全集から。ラルキブデッリは、アンナー・ビルスマの主催するガット弦を使用した弦楽アンサンブルですが、ここではナチュラルホルンを2本入れています。そしてこのナチュラルホルンがメチャうまいnote。最初普通のホルンだと思って聴いていて、切れが少し甘いなと感じていたんですがジャケットを見直してビックリ。ナチュラルホルがこんなに上手なのはヘルマン・バウマンくらいと思っていましたが、アブ・コスターはそのバウマンのお弟子さんだったとか。やっぱりね。不思議な編成なんですがどうやら2本のホルンのアクロバティックな活躍を楽しむ音楽みたいです。でも楽しい。
     
    
    
    

 
 

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January 19, 2012

だまって乗ればピタリと

Img_0374ss友人がダイエットを続けて、体脂肪率が10%切るまでになったという話を聞いて驚いた。高校のときから中肉中背でそれほど肥満というわけでもなかったけれど、真面目な男なのでやり出したらはまるらしい。
さすがに体脂肪が少な過ぎるのも健康によくないのでセーブしたとか。
この話に感銘を受けて私もさっそくT社の体組成計を買いました。
使って見ると充分予想はしていたけれど内臓脂肪がやや過剰で筋肉量が少ないというお告げ。170センチで59キロだからBMIは問題ないし、体内年齢も6歳若くて体脂肪率も標準+くらいだけど要するに運動不足だということ。自分ではうすうす分かっていてもこうやって数値で示されるともう逃げられません。

ということでがんばって数値を改善することを決心しましたsign01
結構運動量の多い仕事をしている奥さんはどの項目もほぼ問題無しでおまけに体内年齢が10歳以上も若かったのでルンルンですheart04
この器械、3千円程度で測定項目も多く使いやすいのでホント買ってよかった。

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January 18, 2012

バッハ トッカータとフーガニ短調 BWV.565

Bachグスタフ・レオンハルトのオルガンで。バロック全集から。16日に亡くなったレオンハルトの追悼曲としてチェンバロを考えたのですがオルガンもいいかなと。あまりにも有名な曲なので今までUPしなかったけれど、レオンハルトはまことにあっさりと端正に弾ききっています。特にトッカータに劇的な要素を求める方には肩透かしをくらうでしょうが美しいフーガの音色の変遷を聴けば納得できるものです。バッハはバッハ。こういう重くない演奏もいいんじゃないでしょうかnote
 
  
     
   
  
   
   
   
    
   

 
 
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January 17, 2012

ベームの「V字」

ハイドンの交響曲第88番。カールベームの指揮、ウィーン・フィルハーモニーの演奏。レンタルしたものなので録音時期は不明だけど1972年ごろの録音。予想通りベームのハイドンは格調高いもので、ウィーンフィルの美しいアンサンブルの協力もあって、曲の間中幸せな気分を保てますnote。ワーグナー、モーツァルトなどと共に1970年代の初めはまだまだ元気だったベームが残した最良の遺産のひとつです。逆に言えばオーソドックスなハイドン演奏の最後なのかもしれません。ハイドンいいですね。
 

  
 
 
 

 
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